さっきーの日常

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【アウトプット】Googleのミッションから検索エンジンの仕組みを理解する〜SEOまとめ③〜

 

第2回では、「正しいSEOの考え方」に関してまとめました。その中でSEOを行っていくにあたって、Googleの理念、検索エンジンの仕組みを理解することが重要であると述べました。そこで、第3回ではGoogleのミッションから検索エンジンの仕組みをまとめていきたいと思います。

 

 

第2回、「正しいSEOの考え方」はこちら。

kou506.hatenablog.com

 

 

 

1.Googleのミッション

 

SEO対策を行う際は、ユーザーが求めている価値ある情報を提供することが最重要ではありますが、Googleさんにしっかりとページを見つけてもらうことも重要です。そのため、Googleのミッション、検索エンジンの仕組みを理解することはSEOを行っていく上で非常に重要となってきます。

 

 

世の中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする

 

参考:会社情報 – Google

 

 

これが、Googleの使命です。また、第2回でもご紹介しましたが、Googleは10個の理念を掲げ、以下の理念を1番最初に持って来ています。

 

 

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる

 

参考:Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報 – Google

 

 

つまり、Googleはユーザーの利便性を第一に、世の中の膨大な情報を整理し、誰でも使えるようにしたいということですね。ネット上に大きな図書館を創るイメージでしょうか。では、Googleはどのように情報を整理しているのでしょうか?



Googleの説明をする前に、少し検索エンジンの種類に関して説明したいと思います。


検索エンジンには2種類あります。ディレクトリ型とロボット型と呼ばれるものです。


ディレクトリ型とは、ウェブサイトをカテゴリーごとに分類し、階層(ディレクトリー)化した検索エンジンのことを指します。掲載されている情報は人間の目によって厳選されています。日本人にはYahooでおなじみですね。一方、ロボット型とは、クローラーと呼ばれるソフトウェアを利用してインターネット上のウェブページを巡回して、データを取得しています。Googleはこのロボット型を採用し、ネット上の膨大な情報を収集し整理を行っています。それでは、もう少しくGoogleがどのように情報を収集し、整理しているのか、検索エンジンの仕組みを見ていきます。

 

 

 

2.検索エンジンの仕組み

 

Googleは大きく分けて以下の3つの手順に沿って、インターネット上の膨大な情報を収集、整理を行っています。

 

 

①クローリング:インターネット上の情報(文字、画像)を収集

②インデックス:収集した情報を分類、データベース化

③ランキング:データベース化した情報を元に検索順位を決める

 

 

①クローリング

検索サービスを提供するためには、まずインターネット上に存在するウェブページの情報を集めなければいけません。クローラーと呼ばれるソフトウェアがインターネット上を巡回し、情報収集を行います。クローラーはウェブページ内部のリンクをたどり他のページに移動します。そのため、きちんとリンクを張りクローラーが移動しやすいようにしてあげることが重要になってきます。クローラーに良いウェブページだと判断されれば、循環してもらえるペースも向上し、検索順位に良い影響を与えます。まずは、クローラーに情報をきちんと読み込んでもらえるよう、サイト内をきちんと整える必要があります。

 

 

②インデックス

クローラーが集めて来た情報を分類分けし、データベース化します。サイトを読みやすくしておかないと、クローラーに適切に評価してもらえず、中々検索順位が上がらないです。

 

 

③ランキング

データベース化した情報を元にランキングを決定します。キーワードとコンテンツの関係性等でランキングは決まります。そのため、検索キーワードに対して、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することが重要になります。

 

 

3.おわりに

第3回では、「Googleのミッションから検索エンジンの仕組み」に関してまとめました。まずは細かいことを覚えるより、Googleの想いをきちんと理解することが大事なのではないかと思います。まず、大前提としてあるのは、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することであり、その上でクローラーにきちんと情報収集してもらえるよう、内部、外部の対策をできる範囲内で行っていくのがいいのかなと思います。第4回では、SEO対策の3つの種類に関してまとめていきます。