【アウトプット】正しいSEOの考え方〜SEOまとめ②〜
第1回目では、「そもそもSEOって何よ?」「SEOってなんで重要なの?」ってあたりに関して見てきました。第2回目では、「SEO対策してるんだけどなかなか成果が出ないんだよね」って人も多いと思うので、「SEOの正しい考え方」に関してまとめます。
第1回はこちら。
1.正しいSEOの考え方
第1回目で、そもそもSEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の頭文字を取ったもので、「検索エンジンで、検索結果が上位に表示されるようにサイトを作ること」と言いました。ただ、実務でSEOを行っていく上ではSEOとは一体なんなのか、もう少し深堀する必要があるかと思います。
検索エンジンはYahoo、Googleを始めいくつかありますが、YahooのアルゴリズムはGoogleのものを導入したものであり、およそ9割の人がYahoo、Googleを利用していると言われているので、Googleの対策をすれば実質検索エンジン対策を行ったことになります。
んじゃ、検索結果が上位に表示されるようにするためにはどうすればいいの?SEOって何なの?その答えは、Googleさんがしっかり教えてくれています。
参考:Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報 – Google
そうつまり、Googleはユーザーの利便性を第一に考えているので、1番大事なのはユーザーに適切な情報を提供することなんですね。とは言っても、検索エンジンが表示してくなければしょうがないので、その情報を検索エンジンがきちんと理解できるような形で提供することが求められるわけです。
ここでSEOを再度定義し直すと、SEOとは、「検索ユーザーが求める情報を適切に提供すること。なおかつ、その情報を検索エンジン(Google)が理解できるような形で提供すること。」であると言えます。この結果として、検索結果が上位に表示されるようになるわけですね。
SEOって何だか検索結果を上位表示するためのテクニック、技術だと思われがちですが(実際にきちんと勉強する前の自分がそうでした・・・)、SEOを考える際にまず考えなければいけないのはユーザー、つまり人であり、SEOって人ありきのものなんですね。それが分かっていない人は、検索結果で上位表示するためのテクニック、技術論と勘違いしてしまいます。
SEOで大切なのは
①ユーザーが何を求めているのか理解し適切に提供すること
この2点がSEOの基本であると言えます。
しかし、以前は機械(検索エンジン)を対象としたブラックハットSEOがはやったのも事実です。
2.ブラックハットSEOとは
ブラックハットSEOとは、「悪質な手法を駆使して検索結果ページを上位に表示させること」を言います。詳しい手法に関してはここでは割愛します。
以前は、アルゴリズムと言われる検索エンジン(Google)がウェブサイトの表示順位を決める時に重視している項目を解明して、上位表示を実現するためのテクニックを追求することがSEO対策の中心となっていました。実際、以前の検索結果はユーザーにとって価値があるかどうかではなく、テクニックや技術を活用しどのようなページでも上位表示することができました。
そこで、Googleはパンダアップデート、ペンギンアップデートと呼ばれる改善を行い、価値のないサイトを排除する試みを続けて来ました(パンダアップデート、ペンギンアップデートに関してもここでは割愛します)。結果、アルゴリズムの隙をつく、ブラックハットSEOはほとんど通じなくなりました。そこで、重用しされるようになったのが、ホワイトハックSEOです。
3.ホワイトハックSEO
ホワイトハックSEOとは、「ユーザーに満足してもらえるようなサイトを作りを追求すること」を言います。つまり、Googleの理念に沿ったサイト作りをしていくことです。
ブラックハットSEO全盛期はホワイトハックSEOを行っても上位表示されなかったのですが、グーグル側が改善を進め、次第にブラックハットSEOは効果が出なくなりました。悪質な方法でユーザーをサイトに呼び込んでも意味がないこと、またブラックハットSEOが通用しなくなって来たことから、ユーザー第一のホワイトハックSEOは次第に広まっていきました。
4.おわりに
第2回ではSEOの正しい考え方に関してまとめてきました。上記で述べたようにSEOでは、「①ユーザーが何を求めているのか理解し適切に提供すること」「②Googleの理念、検索エンジンの仕組みを理解すること」が非常に重要です。第3回では、Googleのビジョン、検索エンジンの仕組みに関してもう少し深く見ていきます。